本を片手に京都をめぐる

本を片手に京都をめぐる

【森鴎外 「高瀬舟」】濃い影をもつ京都の一面【足るを知る心】

華やかな街、豊かな人々が集う京都という場所で、貧困の中にあった兄弟。その兄が弟を殺した咎で罪人を運ぶ高瀬舟に乗っています。夕方から夜になってゆく、そんな静かな高瀬川の上、同心と罪人、二人の間の会話だけで進むこのお話は、なんとも圧倒的な力をも...
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【六道珍皇寺】冥界への入り口があるお寺【有頂天家族】

不思議な井戸のある「六道珍皇寺」 以前ご紹介した、森見登美彦著『有頂天家族』。作中に出てくる六道珍皇寺、というお寺があります。作中では、主人公の兄(次兄)がこの六道珍皇寺の本堂裏の古井戸に「引きこもって」います。そこへ皆が訪れて、人には言い...
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【安井金毘羅宮】大切な人を守るため、悪縁を断つ神社【スピ散歩】

今日のお供はこの一冊 『スピ散歩 ぶらりパワスポ霊感旅①~⑥』 『スピ散歩 ぶらりパワスポ霊感旅①~⑥』はこんな本 作者の伊藤三巳華さんはホラー漫画家としてデビューした、いわゆる、「視えちゃう」人です。 本作は、彼女が神社仏閣、パワースポッ...
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