壹錢洋食は、京都の祇園に本店を構える、レトロでポップな飲食店。
風変わりな店先の装飾に少し圧倒されますが、今回は食べに行きましたので中の様子をご紹介します。
一銭洋食って?
お店のページによると
そもそも壹錢洋食とは、大正から昭和の初めころ、駄菓子屋のおばさんたちがおダシ入の水で溶いた小麦粉を鉄板で焼いた上に、刻んだおネギなどを乗せてさらに焼き上げ、ソースをかけて、主には近所の子どもたちのおやつとして一銭で販売されていたものです。いわばお好み焼きの前身であり粉モノの元祖にあたるものですが、当時はソースをかければみんな洋食と考えられていた時代ですから、一銭で買える洋食すなわち「いっせんようしょく」と呼ばれ、多くのこどもたちに親しまれていました。
ウィキペディアにも記述がありました。
洋食焼きは当時1枚一銭で売られていた為に「一銭洋食」と呼ばれるようになった。 具材はねぎ、千切りキャベツ、ひき肉、すじ肉、こんにゃく、かまぼこ、もやし、魚粉、豆類、天かすなど多岐に渡り、店や時代によって様々である。
摩訶不思議 異彩を放つ店先
まずは遠目からの外観。河原町駅から八坂神社を目指して歩けば、左側に見えてきます。
近づいてみるとだいぶ独創的な入り口です。ちょっと入るのをためらうくらい。
さあ、店内へ 摩訶不思議な異空間
レトロかわいい空間が!!大正時代からの食べ物のお店、駄菓子屋で始まり子供のお腹を満たしてきた、という歴史にちなんでいるのかな。
お祭り、駄菓子屋、おもちゃ屋などを詰め込んでいる感じです。
でも、奥の座席はだいぶ濃い主張に満ちてます。こっちは大人の夢の中のよう。ちょっと不安定な大正ロマンの空間ですね。人形は、ソーシャルディスタンスが叫ばれる前から、お客をもてなしているようです。
壁に無数の絵馬が見えますね。この壁は大人なピンク色の内容で満ちてます。初めてのデートには向かないですよ。でも、不可思議な魅力がすごい!
私をもてなしてくれた、蒼い着物の美人は、写真の「なかまゆきえさん」
密集するアトム、集まりすぎるとちょっと怖いよ。
ミニチュアな日本の空間発見!
お料理はこの一種類。ソースのいいにおい。飲みう物はひやしあめ。机の中には、昔のグリコのおもちゃ。ワクワクが止まりません。
小腹を満たして、さあ、また京都の街へ繰り出しましょう!
ここに、うつしきれないおもちゃの数々も店内にまだまだありましたよ。レトロな魔空間を味わいに、ぜひ行かれてみては?
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