元離宮二条城『二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020』

二条城 夜の唐門 未分類
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世界遺産、二条城

二条城は徳川幕府の日の出と日の入り、両方の舞台となった城です。
1602年(慶弔7年)、徳川家康が征夷大将軍の宣下を受けるに際し、その居館として築かれました。以降二条城は主として徳川幕府の儀典の場として利用されます。1620年、徳川秀忠の娘和子が後水尾天皇の女御として入内(二条城から儀典が行われた)、1626年には後水尾天皇の行幸など、公武和合の象徴となりました。
行幸に際して、城域が西側に拡充、徳川秀忠の本丸御殿を造立、二の丸御殿では徳川家光のための大改造が行われ、二の丸御殿は、この頃の姿を現代に留めています。

三代徳川家光以来、将軍の上洛は幕末まで途絶え、1863年〈文久3年)14代徳川家茂が上洛、1866年(慶応2年)徳川慶喜が将軍宣下を受けるも、翌年大政奉還の舞台となりました。

二条城 東大手門

 

昼間の二条城

さて、昼間に訪れた二条城では、東大手門から二の丸御殿、二の丸庭園、本丸庭園、(本丸御殿は2017年から2022年の予定で保存修理中。)清流園と回ることができます。清流園の片隅にある和楽庵では、お茶や、かき氷を頂きながら、お庭を眺めることもできます。所要時間は2時間程度は見ておくのが良いです。かなりの広さでした。

特に二の丸御殿は建物自体が江戸時代初期1603年に造営、改造された1626年から現在まで守られてきたもので、国宝です。420年もの時を姿を留めていること、建物の装飾の美しさ、両方に驚きます。重要文化財の唐門もあわせ、じっくり鑑賞してみましょう。二の丸御殿内部には、重要文化財に指定されている狩野探幽・尚信・興以による障壁画が描かれて、豪華絢爛、とのことです。

二条城 唐門

二条城 二の丸御殿

私の訪れた8月、火曜日は二の丸御殿観覧休止日でしたので、残念ながら内部は見られませんでした。
ちなみに、ホームページ記載の休城日は12月29日~12月31日。二の丸御殿観覧休止日は12月26日~28日、1月1日~3日。1月7月8月12月の毎週火曜日。となっています。
また、別途参加費1000円がかかりますが、60分のガイドツアーに参加することもできます。東大手門入ってすぐで、ガイドのチッケトを入手できます。
ガイドツアーは9時30分~・11時30分~の二回。午前中に時間の余裕をもって行くとよいでしょう。

二条城 公式サイトhttps://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/

夜の二条城 『二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020』

「二条城×ネイキッド 夏季特別ライトアップ2020」

夜の二条城では様々な企画団体によってイベントが行われます。この夏はコロナ対策をしながらのイベント、とのことで事前にチケットを入手して、向かいました。

二条城 櫓と提灯

訪れたのは8月も終わりでした。いかに京都とはいえ、夜は涼しくなりました。二条城の敷地がアスファルトではないため、熱がこもっていないことも、涼しさの理由かもしれません。

この唐門や、二の丸御殿が築かれた江戸時代も、足元は提灯で照らしたのでしょう。風情のある演出です。

二条城 夜の唐門

唐門の見事な鳳凰や鶴の彫り物が、今にも浮き出てきそうです。

夜の二の丸庭園 

夜の、二の丸庭園。

順に進むと内濠に、プロジェクションマッピングで写し出される花火や、清流園では、白檀のような香りのするシャボン玉が舞う演出などが楽しめました。

コロナの対策で数々のイベントが中止となりましたが、広い戸外の空間をうまく利用し、入場制限や距離をとる演出もなされ、ゆっくりと楽しむことができました。

直接二条城に行かなくても楽しめるオンラインのコンテンツ、『NAKED NINJA』もあります。美しい、二条城の天守の再現や、霊獣・妖怪の世界は圧巻です。

ネイキッド 公式サイトhttps://naked.co.jp/

『VRゴーグル付NAKED NINJA』880円

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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