【京都・哲学の道】レトロな喫茶店GOSPELと和雑貨屋さん

GOSPEL外観 京都の本屋・カフェ・ブックカフェ
DSC_1303

哲学の道は、京都の街の北東、銀閣寺から南へ南禅寺の辺りまで通じる小道です。明治期に開通した琵琶湖疎水の流れに沿って1.5キロメートルほど、歩いて30分ほどの遊歩道を言います。春には疎水沿いの桜が、秋には山の紅葉がまじかに迫り、言わずと知れた京都の観光スポットです。

 

哲学の道2

銀閣寺、法然院、安楽寺、大豊神社、熊野若王子神社、永観堂、南禅寺とお寺が並び、一日で京都を満喫するにはもってこいの界隈ですね。

さて、こうして人が集うおかげでこの界隈には、魅力的な食べ物屋さん、雑貨屋さん、喫茶店もたくさんあります。今回はそんな哲学の道近くのお勧めのお店をご紹介しますね。

 

耳で聞く、読書はいかが?

日本最大級!オーディオブックなら - audiobook.jp
スポンサーリンク

 ”古き良き英国”のような喫茶店、GOSPEL

哲学の道の一本西側の通り、銀閣寺からほど近くに、ツタが絡まる洋館があります。イギリスの田舎に建つ一軒家のような建物は一見カフェというよりどなたかのお宅のよう。

GOSPEL外観

このレトロな洋館は、ヴォーリス建築事務所が手掛けたもの、なのだそうです。

ヴォーリスは、日本で西洋建築を手がけたアメリカ人建築家・実業家で、日本には、1905年に来日しました。

ヴォーリスは滋賀や京都を中心に今にも文化財として残る洋館を多数手がけていて、1964年に亡くなりました。
GOSPELの洋館が建てられたのは1982年、ヴォーリスのノウハウを受け継いだヴォーリズ建築事務所が個人宅として建てたものです。

個人宅2階が、現在カフェとして使われているのですね。

ちょうど、明治のころは、琵琶湖疎水が築かれ、京都の街中にも三条通りなどに洋館建築が建築されています。

そんな京都の明治時代に想いをはせながら、レトロな洋館でお茶を頂くことができます。

アンティーク家具の配された店内の写真も許可を頂いて撮っていますのでご覧ください。

GOSPEL1

GOSPEL2

GOSPEL3

 

私が訪れた2020年10月半ばは、並ばずに入店することが出来ました。そしてアンティークのミニソファのあるお席へ。
このお店では、英国製のアンティーク家具を配置してあります。

なんとも、愛らしい書斎のようなお席。

GOSPEL4

 

 

窓もなんとも愛らしい。

GOSPEL5

ソファ左には本棚が。日本の平安から明治時代の作品や解説書が中に陳列されていました。開けることはできませんが、それらを読んだ人物たちのことを考えるとワクワクします。

GOSPEL5

GOSPEL6

GOSPEL7

この建物の2階がキッチン・ダイニングだったことを生かしている、造り。

 

さて、ランチは二種類選ぶことが出来ましたが、今回はランチではなく、スコーンのセットをオーダーしました。他にケーキセットもあるようです。

GOSPEL スコーンセット

思い描いていた通りの、古き良きイギリスのスコーン。ホイップではなく、クロテッドクリーム。それにブルーベリーのジャムがつきます。

私はイギリスのアフタヌーンティやガーデニングが大好きな人間です。そして学生時代には、アガサクリスティを読みふけった人間です。あと、バーネットの秘密の花園や小公女。(作者はアメリカ人ですが舞台はイギリス)
このGOSPELで出されたスコーンを見て、アガサクリスティの描いた老齢の探偵、ミス・マープルがホテルで供される「本物の」紅茶と、「本物の」スコーンをいたく気に入っている描写を思い出してしまいました。

嬉しくなるほど、思い描いたイギリスのスコーンでした。ホロホロとほどける食感も、クロテッドクリームの程よい重さもとても美味しかったですよ。紅茶もホットで戴けばよかったと、少し後悔しましたが、アイスでも香りのよい、紅茶でした。

紅茶をゆっくり味わいながら、お友達との会話を楽しむのも、お気に入りの本を読むのもお勧めです。きっと気持ちの良い時間を過ごせますよ。

スポンサーリンク

忘我亭 哲学の道店

京都発のデザイン小物やがま口など1000種以上の和雑貨がそろう。ガラス・陶器のアクセサリーや一点ものの着物のリメイク品も豊富。

お店は哲学の道沿い。銀閣寺から10分ほどのところ。

鮮やかなグリーンの建物

忘我亭

迷っていたら、「どんな物をお探しですか?」と声をかけていただき、目当てのものを見つけることができました。

椿の柄のブックカバー

忘我亭 ブックカバー

冬に使います。

かわいいものが、多すぎてなかなか決められませんでした。

忘我亭 がま口

スポンサーリンク

Qu‐an花様術(くーあん かようじゅつ)

銀閣寺の門のすぐ横手にお店があります。

築162年の蔵を改装したショップ。店先には季節の山野草や苔玉が並び、蔵の中にはちりめんの小物や器など和雑貨がそろう。

店頭から可愛らしいです。

クアン

 

クアン2

 

紅葉や銀杏を象ったアクセサリーも魅力的でしたが、今回はお香とお香立てのセットを買いました。

クアン お香立て

いかがでしたか?皆様も、哲学の道を訪れた際は、ぜひのぞいてみては?

 

【おすすめ】

京都の和雑貨、ギフトにどうぞ

着物と浴衣、晴れ着、和装小物通販のお店が提案する【京都きもの町のギフト特集】

コメント

タイトルとURLをコピーしました