【伏見稲荷大社】千本鳥居を通れば願いも‟通る”【お稲荷さんの総本宮】

伏見稲荷大社 京都のお寺・神社 

今回は、伏見稲荷大社境内の巡り方、見逃せないポイントをご紹介します。

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基本情報 伏見稲荷大社ってこんなところ

祭神 稲荷大神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

由緒 711年深草の長者が勅命を受け、伊奈利山に三柱(神のこと)を祀ったところ五穀が実り、蚕織も増えた。また彼が餅を的にして矢を射ったところ、その餅が白鳥になって、山の峰に降りて稲が成った、と伝わります。

特徴 全国に2~3万社あるお稲荷さんの総本宮

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見どころ① 千本鳥居

 

 

 

言わずと知れた伏見稲荷大社の象徴のような鳥居です。

朱色の鳥居が連綿と連なって、まるで異世界への入り口のよう。

周りを歩く人の顔が、狐に見えてくる、なんて不思議体験ができるかもしれません。

鳥居の道は坂や階段になっていて、くぐれば稲荷山を登って行けます。

この鳥居なぜこんなにあるのでしょう。
この鳥居、願いが「通る」に通じるとされ、「通る」ように願掛けとして、
また「通った」お礼に鳥居を奉納する風習が江戸時代から始まったようです。

今でも奉納できるようですよ。商売繁盛、お仕事運を上げたい方、ご奉納してみては?

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見どころ② 稲荷山 ~山全体がご神体~

「お山する」という言葉があるのをご存知ですか?この言葉、伏見稲荷大社を詣でるためにつくられたんです。本殿を拝んだら、そのお山に登ります。

伏見稲荷大社は、稲荷山自体を詣でるようになっている神社です。標高は233m、さくさく回っても2時間くらいでしょうか。ですので、ちょっとしたハイキングくらいのつもりでスニーカーで行くことをお勧めします。

朱色の鳥居が一段落すると、視界が開け京都の街が見下ろせます。でもまだ日常に帰ったつもりになってはいけません。

山の上でも日常とは違う光景が広がります。「お塚」と呼ばれる大小の石が、所狭しとつくられて、祀られているのです。これらも、願掛けとして先の時代の人々が祀ったのだそうです。お塚の中でも崇敬者が多いのは、眼力社。(眼力大神)眼の病が良くなる、先見の明、眼力が授かる、と企業経営者や相場関係者の参拝も多いといいます。
私は、縁結びの「お塚」もみつけましたよ。

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見どころ③ 神様のお使い狐

 

狐

 

古くから、害獣のねずみを駆除してくれることから、農耕の守護者とされてきた狐。
神様のお使いとして境内の至るところに鎮座しています。
狛犬のように台座に乗って、ちょっと上のほうに居て見えにくいかもしれませんが、様々なものを咥えています。それぞれの狐をよくごらんください。咥えているのは、ご利益の象徴の【稲穂】【鍵】【宝珠】【巻物】など。
全ての持ち物を見つけられるか、探してみるのも楽しいですよ。

 

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おわりに

いかがでしたか?本殿をお参りするだけでなく、ぜひ本殿の後ろに広がるお山にも、神様を訪ねてみましょう。

稲荷大神は、元々稲の神様です。ですが、江戸時代頃から庶民に信仰されるようになると、五穀豊穣だけでなく衣食住全般、商工業の繁栄なども祈られてきました。お稲荷さんって、皆さんのお家の近くにもあると思います。きっと、身近で、懐の深い神様です。

願い事をしながら、登ってみてくださいね。

 

狐の絵馬

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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