【知恩院】七不思議のあるお寺

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知恩院 御影堂 京都のお寺・神社 
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知恩院ってこんなところ

 

華頂詐山の斜面に大小106棟の堂宇が広がる、広大な境内のお寺です。

由緒 浄土宗の総本山。山号は華頂山。正式名称、知恩教院大谷寺。本尊は法然上人御影。
1175年に法然上人が東山大谷の吉水に建てた坊舎に始まる。
法然上人(1133年~1212年)法然上人が生まれた平安時代末は、戦乱や天変地異、飢饉が続き、人々は恐怖と混乱の中にいました。ところが当時の仏教は、厳しい修行をした人や、
寺院に多額の寄進をした人が救われるという教えが主流でした。法然上人は、身分や能力、男女を問わず、一心に念仏を称えればみな極楽浄土に往生できるという「専修念仏」の教えを説きました。

浄土宗 阿弥陀如来の本願を信じ、「南無阿弥陀仏」と称えれば誰もが救われる、と説く宗派です。

アクセス 市バス12・31・46・201・202・203・206系統 「知恩院前」。

徒歩でも河原町駅から15分ほどで行くことができます。河原町から八坂神社、知恩院へと徒歩でめぐるのもお勧め。

外せない!見どころ11選 & 知恩院七不思議

堂宇建築と庭園、神社、史跡

三門

国宝。1621年建立。日本最大級の二重門。三門とは、三解脱門の略。

七不思議の一つ、白木の棺がある。
高さのある階段の先に、ものすごく大きくそびえる門です。圧倒されますよ。

知恩院 三門

阿弥陀堂

1910年建立。本尊は阿弥陀如来坐像。

御影堂

国宝。1639年建立。浄土宗の本堂を代表する大堂。法然上人の像を安置。

知恩院 御影堂

 

御影堂に上がり、ご本尊を拝んだら、御影堂奥の廊下を進みます。庭園入り口で、
境内の拝観順路の地図をいただいて、境内を巡りましょう。順路に示された順に紹介していきます。七不思議の襖絵をじっくり見てから、お庭に出ましょう。

方丈庭園

京都市指定名勝。 江戸時代初期、僧玉淵作庭。

知恩院 方丈庭園

 

 

順路に従って石段を登ります。この小道も良い雰囲気。

山亭庭園

京の街を見渡す、すばらしい景観のお庭。

知恩院 山亭庭園

 

知恩院 山亭庭園

濡れ髪大明神

ある雨の降る日に傘もささずにお堂の前に現れた幼い男の子。32世、雄誉霊巌上人(おうよれいがんしょうにん)が声をかけると、お堂のある所に住んでいた白狐であると話したそうです。上人が傘を貸し与え、資生堂の裏山に祠を立て白狐を祀りました。
知恩院の七不思議の傘は、この白狐が返したものだとか。
白狐が化けた男の子の髪が雨で濡れていたことから、濡髪祠と呼ばれ、後に濡髪大明神となりました。

知恩院 濡髪大明神

千姫のお墓

徳川2代将軍・秀忠の長女、千姫のお墓です。千姫は、豊臣秀頼(秀吉の子)の正室。千姫の母は、江(浅井長政と織田信長の妹市の娘)。

数奇な血筋と運命をもち、生きた人がここに眠っています。教科書の中で知る人が、現実にこの地に生きていたことに、感慨を覚えます。

勢至堂

知恩院発祥の地。1530年、法然上人終焉の地である禅房の旧跡に建てられた、現存する知恩院最古の堂宇。

知恩院 勢至堂

御廟(ごびょう)

京都府指定文化財。法然上人の廟堂。1613年建立。

大鐘楼

重要文化財。1678年建立。1636年に鋳造された重さ70トンの大鐘をつるす。大鐘は、日本三大名鐘の一つ。

友禅苑

池泉式庭園と枯山水で構成

知恩院 友禅苑

知恩院の七不思議

鴬張りの廊下(うぐいすばりのろうか)

御影堂から集会堂、大方丈、小方丈に至る廊下は、歩くと鴬の鳴き声に似た音が出て、
静かに歩こうとするほど音が出るそう。忍者もその音は消せなかったと言われています。
実際に歩くことができます。

白木の棺

三門楼上にある二つの棺。三門造営を命じられた大工の棟梁、五味金右衛門夫妻の木像が納められている。彼は命がけで三門を造ったが予算超過の責任を取って自刃したといわれています。こちらは、現在非公開とのこと。

知恩院 白木の棺

 

忘れ傘

御影堂正面の軒裏に置かれている傘。名工、左甚五郎が魔除けのために置いて行ったとか、御影堂建立の時、このあたりに棲んでいた白狐が居場所がなくなるため新しい棲みかを作ってほしいと頼み、できたお礼にこの傘を置いて、寺を守ることを約束した、などといわれています。
御影堂に上がって右寄りの軒をよーく見てください。和傘の先端が見えます。
色々な説はあれど、遠い昔の忘れ物、ロマンがありますね。

 

大柄杓(おおひしゃく)

大方丈入り口の廊下の梁にある長さ2メートル50センチ、重さ30キロもある巨大柄杓。三好清海入道が、大阪夏の陣の時にこの柄杓を持って暴れまわったとか、ご飯をすくってふるまったといわれているそうです。こちらも実物を見ることができます。

抜け雀

狩野信政が描いた大方丈菊の間の襖絵には、かつて万寿菊の上に数羽の雀が描かれていたが、命を得て抜け出したといわれています。
こちらも展示されています。撮影は不可でした。

三方正面真向きの猫

大方丈廊下の杉戸に狩野尚信が描いた猫の絵があり、この猫はどの方向から見ても見る人を正面から睨んでいます。
こちらも、撮影は不可です、じっくり見て、猫の視線を体感してみてください。

瓜生石

知恩院ができる前からあるという石で、八坂神社の牛頭天王が降臨して一夜のうちに瓜が生えて実ったとか、二条城へ続く抜け道の出入り口であるとかいわれています。
こちらは、黒門前で見ることができます。

さいごに

いかがでしたか?山の斜面からゆったりと京都の街を見守るように建つ、知恩院。1530年に建立された勢至堂や、火災の後の再建とは言っても、江戸時代初期から、守られてきた堂宇。長い歴史と、人々の思いを感じられるお寺です。

七不思議にも、色々な年代のエピソードが混在して、いかに長く守られ、人々の生きた祈りの場であったかがうかがえます。
お庭の中でも、山亭庭園は、眺めが素晴らしく、お勧めの見どころです。山亭では写経もしているそうです。
ゆっくり体験してみてはいかがでしょう。

 

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