平家物語

「鎌倉殿の13人」登場人物を読み解く

【鎌倉殿の13人】【平家物語・原文】義仲、討たれる【木曾最期】

ここでは、木曾義仲の最期について書かれている、『平家物語』の原文を紹介します。 図は宇治川の戦いから、木曾義仲が討たれるまでの経過図です。クリックで拡大できます。 木曾最期 今井兼平との絆 木曾義仲は、後白河法皇を確保しようとしますが、義経...
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【平家物語】清経の最期【アニメ9話】

京から福原、そして九州の大宰府まで逃れていた平家。しかし、豊前国(現・福岡県東部)宇佐神宮の荘園であった緒方庄の荘官で、平重盛とと主従関係を結んでいた緒方三郎維義が、平家を攻める、という知らせが入りました。重盛の子・資盛が説得に向いますが、...
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【平家物語】義仲の京での振る舞い【アニメ9話】

1183年7月、源氏の白旗が、京に戻ってきました。しかし、木曽義仲は後白河法皇や京の人々が期待した通りの人物ではありませんでした。洗練された武人、都に住んだこともあり、しきたりにも通じた頼朝に対し、京を知らない、義仲。彼の京での振舞いを『平...
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【平家物語】平家都落ち【アニメ8話】【平家家系図】

北陸での敗戦は、平家を窮地に陥れました。木曽義仲に大敗したことが、負の連鎖の始まりとなったのです。図は、平家の家系図。見ながら読むと『平家物語』が分かりやすくなりますよ。クリックで拡大できます。 主上都落 北陸で大敗し、逃げ帰った平家をさら...
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【平家物語】倶利伽羅落とし【アニメ8話 びわが吟じた原文】

「平家物語」第8話。ついに、木曽義仲が動きました。平家方の城氏を「横田河原の戦い」で破った、義仲。平家は、大規模な軍勢を組織します。平維盛、通盛、行盛、知度、経正、清房の6人を大将軍とし『平家物語』では10万、『玉葉』では4万とされる軍勢が...
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【鎌倉殿の13人】木曽義仲の進軍【倶利伽羅峠の戦い】

1180年、歴史が大きく動きました。平氏を倒す機運は、実際の反乱、複数の武士たちの挙兵として露わになったのです。 5月の以仁王の乱、8月の頼朝の挙兵。 信濃の木曽義仲も、1180年9月、以仁王の子・北陸宮を擁し、木曽谷で挙兵(下記経過図の1...
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【平家物語】龍女も仏になりにけり【アニメ7話 徳子が吟じた一節】

アニメ「平家物語」第7話終盤。 夫・高倉天皇、父・清盛を相次いで亡くした、中宮徳子。彼女が、第7話の終盤で、後白河法皇に対し語っていた言葉、吟じていた詞もまた、印象的でしたね。 龍女も仏になりにけり 『望まぬ運命が不幸とはかぎりませぬ。望み...
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【平家物語】清盛、死す【アニメ7話】

アニメ「平家物語」第7話後半、清盛が謎の熱病に倒れます。その体から発する熱はすさまじく、近づく者も耐え難く、水を直接流しかけてもおさまりません。 さらに、清盛の北の方、時子がみた夢には、恐ろしい使者があらわれました。 清盛の死 画像はクリッ...
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【平家物語】奈良炎上 くらさはくらし【アニメ7話】

さて、積み上がっていく、清盛の悪行。天皇を頂点としたヒエラルキーを意に介さない行動や、驕り高ぶる振る舞い、それらを並べて叙述してきた『平家物語』。そして、当時の価値観が、もっとも忌諱したのは、神仏への冒瀆でした。 以仁王の乱の時、以仁王を匿...
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【平家物語】富士川の戦い【アニメ6話 びわが吟じた原文】

アニメ「平家物語」、第6話後半では、富士川の戦いの場面が、描かれました。 びわが吟じたのは、平家の兵たちが源氏の軍勢を前に、怖気づき敗走する場面でした。対比される、東軍と西軍。今後の源平合戦の、吉凶を占うような場面が描かれたのです。 維盛、...
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