平家物語

平家物語

【平家物語】遷都とモノノ怪騒動【アニメ6話】

アニメ「平家物語」第六話、清盛は福原(現・神戸)への遷都を決行しました。日宋貿易を推し進めた清盛らしい、中国風の調度で整えられた清盛の居室の様子が、描かれていましたね。さて、しかしこの新しい都では、恐ろしいモノノ怪たちが跋扈したようです。 ...
平家物語

【平家物語】橋合戦【アニメ5話 びわが吟じた原文】

第五話、終盤、びわが吟じていたのは、宇治橋での、平氏と源頼政・三井寺衆徒との合戦の様子でした。 軍記もの、「平家物語」の真骨頂、合戦の場面です。 橋合戦 『平家物語』の合戦描写は、集団の動きをダイナミックに叙述し、その中で奮戦する個々の武士...
平家物語

【平家物語】以仁王挙兵【アニメ5話】

これまで、院およびその近臣と平家、寺院勢力と貴族の対立・抗争など、京都を中心とした描写が続いた「平家物語」。しかし、以仁王挙兵の辺りから、軍記もの、といわれるにふさわしく、広い範囲での合戦の描写が多くなります。 以仁王の挙兵以降、京都周辺か...
スポンサーリンク
平家物語

【平家物語】後白河法皇、幽閉される【アニメ5話】

法皇、幽閉される 院の近臣の処分に続き、ついに後白河法皇の元にも兵が訪れました。 巻第三、「法皇被流」より 訳文 同二十日、院の御所の法住寺殿の四方を、軍兵がとり囲んだ。平治の乱のとき、信頼が三条殿にしたように、御所に火をかけて人をみな焼き...
平家物語

【平家物語】重盛の最期【アニメ4話】

『愚管抄』に「イミジク心ウルハシク」と書かれ、『百錬抄』に「武勇、時輩ニスグルトイエドモ、心操甚ダ穏カナリ」と書かれた重盛。 その最期を『平家物語』は神秘的で超人的な逸話として、記しました。 無文の太刀 巻第三、「無文」より 画像はクリック...
平家物語

【平家物語】 重盛の予見【アニメ4話】

栄華を極める平家一門の棟梁、平重盛。驕り高ぶる清盛や一門の者たちの中にあって、彼は特異な静謐さ、礼節を重んじる心を持ち続けました。このことは、『平家物語』では、構成上強調されたともとれますが、『愚管抄』などにも、「コノ小松内府ハイミジク心ウ...
平家物語

【平家物語】徳子の懐妊と苦しみ【アニメ4話 びわが吟じた原文】

アニメ「平家物語」第4話、徳子は懐妊します。しかし、体調が思わしくありません。 徳子の懐妊と苦しみ 巻第三、「赦文」より 訳文 こうして月が重なるにつれて、中宮はお体の苦痛を訴えられる。一度笑うと百の媚があったという漢の李夫人が、昭陽殿で病...
平家物語

【平家物語】怒れる清盛、諭す重盛【アニメ3話】

アニメ「平家物語」の第三話の終盤、鹿谷の陰謀(ししがたにのいんぼう)に怒りを露わにした、清盛。天皇家に兵を向けてしまえば、天下の一大事です。武装した兵たちが集まる西八条の屋敷に、急ぎ駆け付けた重盛はどうするのでしょう。 清盛を止められたのは...
平家物語

【平家物語】鹿谷の陰謀 清盛と後白河法皇の決裂【アニメ3話】

重盛が兵を率い、内裏を守った比叡山と院の対立。アニメ「平家物語」第三話では、また別にひとつの事件も起こっています。 平家を疎ましく思い始めた、後白河法皇。比叡山の事件と前後して、平家を滅ぼす謀がめぐらされていました。その舞台となったのが三井...
平家物語

【平家物語】朝廷と比叡山との争い【アニメ3話 びわが吟じた原文】

『平家物語』第三話、物語は大きく動き出しました。第三話では、重盛は大きな二つのトラブルに、巻き込まれています。ひとつは、朝廷に強訴をしに、神輿を担いで押しかけた僧兵事件。重盛は鎮圧を言い渡されました。もうひとつは、後白河法皇と側近たちによる...
スポンサーリンク