【平家物語】平家の密偵、あかい着物の禿髪たち【原文・巻第一 禿髪より】

びわ 平家物語

 

アニメ『平家物語』始まりましたね。

第一話、びわの生い立ちの描写の生々しいシーン、琵琶の音色と琵琶法師の語り、清盛の私利私欲への渇望。平重盛の一門とは違う静謐な姿。第一話の中にも、すでに魅力的な要素があふれていました。

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禿髪の姿

今回は、『平家物語』の中から、琵琶を襲った悲劇、父の死を招いたあかい直垂の童たちについて、原本の文章を紹介します。

そろいの髪型、禿は「髪の末を切り揃え、結ばないで垂らした子供の髪型。おかっぱのことです。この時代、童形は異形で聖性をおびるとされたのだそう。

そろいの着物、直垂は、平服の一種。左右の前身頃を引き違えて合わせて着る垂領(たれくび)の上衣と、同色の袴を組み合わせた装束です。角襟で胸紐があり、これを結んで前を留めて着用します。彼らは、赤い直垂で現れ、京の人々に畏れられたようです。

まさに、平家の目となり、耳となっていたのですね。

 

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『平家物語』原文「禿髪」

『平家物語』巻第一 禿髪

 

平家物語 原文 ふりがなあり

 

 

平家物語 禿髪 訳文

 

 

画像はクリックで拡大。訳文は、注意書きを参考に書いています。専門書との差異があるかもしれません。参考程度に読んでください。

いかがでしたでしょうか。平家物語の魅力は、やはり、謡うような原文にあるように思います。少しでもお伝えできたら嬉しいです。

参考文献 岩波書店 校注者 梶原正昭 山下宏明 発行者 山口昭男 『平家物語』(一)[全4冊]

 

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